車を買うほどではないけれど、長期間レンタカーを借りるのももったいない。
そんな時に便利なのが車リース短期です。
車リース短期は、1ヶ月から利用できるカーリースのことです。
月額料金はレンタカーよりも安く、車を長期間借りたい人や、急な車の入用に便利です。
しかし、短期で車リースできる会社は多数あり、料金やサービス内容はさまざまです。
そこで今回は、車リース短期の料金相場とおすすめ会社を比較します。
車を短期でリースしたい方は、ぜひ参考にしてください。
車リース短期の相場は?
短期カーリースの料金相場は、車種や契約期間によって大きく異なります。
軽自動車の場合、1ヶ月あたり3万円台から5万円台が相場です。
中古車利用なので価格に差はあります。
契約期間が長くなるほど、月額料金は安くなります。
普通車の場合、1ヶ月あたり4万円台から7万円台が相場です。
こちらも契約期間が長くなるほど、月額料金は安くなります。
また、初期費用として、保証金や登録費用などの費用がかかる会社もあります。
保証金は月額料金とは別に、契約時に支払う費用です。
登録費用は、車検や車庫証明などの費用です。
さらに、短期カーリースには通常、保険やメンテナンス、ロードサービスが含まれています。
これらのサービスが充実しているほど、月額料金は高くなります。
短期カーリースは、長期リースや車購入に比べてフレキシビリティが高く、初期費用も抑えられるメリットがあります。
特に、短期間だけ車が必要な方や、初めて車を利用する方にはお勧めです。
では、短期カーリースを利用する際のポイントをいくつかご紹介します。
まず、契約前には複数のリース会社を比較することが重要です。
そして、月額料金だけでなく、保険やメンテナンスの内容も確認し、トータルのコストを把握することがお勧めです。
また、リース期間終了後の車の返却手続きや、違約金についても事前に確認しておくと安心です。
さらに、自分のライフスタイルや利用目的に合った車種を選ぶことで、快適なカーライフを送ることができます。
1ヶ月から利用できる短期車リース
ニコリース | MINT | リボーン・カーリース | |
---|---|---|---|
対応エリア | 東京、神奈川、埼玉など関東全域 | 首都圏エリアと関西圏エリア | 全国対応(近畿・中国・九州エリアは除く) |
取扱車種 | 中古車 | 中古車 | 中古車 |
初期費用 | リース料金1ヶ月分、保証金 | 事務手数料49800円 ※6か月以上利用で返金 | ・軽自動車16,500円 ・普通車24,200円 ・車庫証明費用 |
月額料金 | 月額29,000円~(任意保険別途) | 月額39,800円~(任意保険込) | 月額16,500円~(任意保険別途) |
支払方法 | ・クレジットカード払い ・一括前納 | ・クレジットカード払い | ・現金払い ・クレジットカード払い ・振込 |
審査 | 不要 | 不要 | 要問合わせ |
契約から納車までの期間 | 最短5日 | 手続き完了次第 | 1~2週間 |
車リースと言えば、通常年単位の利用が一般的ですが、月単位で契約できるリース会社もあります。
大きな違いは、新車でなく中古車リースになります。
レンタカーの月単位利用みたいなものと考えるとわかりやすくなります。
レンタカーよりも割安でカーリースよりも割高な月額料金になります。
MINTカーリース
〈料金例〉
メーカー「車種」 | 年式 | 月額料金 | 月額料金に含まれる項目 |
---|---|---|---|
スズキ「ハスラー」 | 2023年 | 49,800円 | 法定費用、車両償却費用、車両使用料、 自動車保険、ナビ、ドラレコ |
トヨタ「ヤリスクロス」 | 2023年 | 59,800円 | |
トヨタ「ヴォクシー」 | 2023年 | 69,800円 |
※2023年10月時点の情報で、在庫状況は変わっている可能性があります
「MINT車のサブスク」は、1ヶ月から利用可能な短期カーリースです。
MINTマンスリープランは、自宅納車&自宅返却、いつでも解約できます。
利用料金に税金やメンテナンス、任意保険料まで含まれているので月々の支払いは利用料のみです。
30代・男性
急な転勤ですぐに車が必要だったときに使いました!1ヶ月から利用できるサービスだったのでMINTさんに決めました!
ニコリース
〈料金例〉
メーカー「車種」 | 年式 | 月額料金 | 月額料金に含まれる項目 |
---|---|---|---|
スズキ「アルトラパン」 | 2018年 | 42,900円 | 法定費用、車両償却費用、車両使用料、 運用サポート費用(貸出期間中の情報管理等) |
トヨタ「ルーミー」 | 2016年 | 42,900円 | |
ホンダ「ステップワゴン」 | 2010年 | 46,200円 |
※2023年10月時点の情報で、在庫状況は常に変わっていますので、公式サイトで最新の在庫状況を確認してください。
1ヶ月から利用可能な「ニコリース」は、軽自動車、コンパクトカー、セダン、ミニバン、軽バン、軽トラックなど、豊富な車種を取り揃えている短期カーリースです。
1ヶ月単位で利用でき、いつでも解約できるため、車が必要な期間がはっきりしていない場合でも利用しやすいでしょう。
契約時に登録書類がすべてそろっていれば、最短5日で納車してもらうことも可能なので、急いで車が必要な場合でも安心です。
50代・女性
家庭の事情で急に車が必要になって、ネットで調べたらニコリースが利用できることが分かってすぐにリースを準備しました。手続きから利用開始まで数日で出来て助かりました。利用期間も自分で決めて返却時も電話で話しながらスムーズに完了しました。車両も綺麗で手続きも簡単で本当にいいリース体験でした。どうもありがとうございました。
リボーン・カーリース
〈料金例〉
メーカー「車種」 | 年式 | 月額料金 | 月額料金に含まれる項目 |
---|---|---|---|
スズキ「アルトラパン」 | 2014年 | 10,780円 | 法定費用、整備費用、車両使用料 |
トヨタ「パッソ」 | 2009年 | 23,100円 | |
ダイハツ「ムーブ」 | 2009年 | 19,800円 |
※2023年10月時点の情報で、在庫状況は変わっている可能性があります
「リボーン・カーリース」は、安心、快適、満足の3つのプランから都合に合わせて契約できる短期カーリースです。
全国各地に店舗があるので、出張や里帰り、長期旅行など、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
車検レベル以上の整備点検と清掃・除菌を行った上で納車される「安心・安全のリボーン保証」も魅力で、最短1ヶ月から快適なカーライフを送ることが可能です。スタッドレスタイヤやドライブレコーダー、ETCなどのオプションも充実しています。
50代・男性
現在も利用中なのですが、「リボーン・カーリース」は対応にスピード感があり、車にかかるコストも抑えられているので、満足しています。スーパーに行くのにも、かなり便利になりました。リースした車が意外と気に入ったので、長く使いたい気持ちも出てきています。
短期カーリース 1年
短期カーリースは通常1ヶ月から12ヶ月までの契約を指します。
中でも1年契約はそのバランスから多くの人々に支持されています。
では、1年間の短期カーリースはどのようなメリットがあり、どのような場面で活用できるのでしょうか。
1年間の短期カーリースは、転勤や結婚、出産などでライフスタイルの変化に対応してくれます。
リース期間が1年であることから、車の保有に伴う長期的なコミットメントを避けつつ、自分にとって最適な車を利用することができます。
また、1年間のカーリースは月額費用が明確で、予算管理がしやすいというメリットもあります。
1年の短期カーリースは、通常のカーリースよりも月額料金が高くなります。
しかし、トータルコストは抑えることができ、家計の負担は軽くなります。
また、車検やメンテナンスの手間が省けるため、忙しい人や車の知識がない人にもおすすめです。
1年カーリースを利用する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。
車種やグレードは、自分のニーズや予算に合わせて選びましょう。
契約期間は、ライフスタイルに合わせて最適な期間を選びましょう。
月額料金は、複数の業者を比較して、最もお得なプランを選びましょう。
走行距離制限は、契約期間中に走行する距離を事前に確認しておきましょう。
オプションは、必要なものだけを追加するようにしましょう。
通常、月額5万円から15万円の範囲で、車種やリース会社によって異なります。
コンパクトカーであれば月額5万円から8万円、高級車やSUVであれば10万円以上が相場となります。
1年間の短期カーリースは、フレキシビリティとコスト管理のバランスから非常に利用価値が高い選択肢となっています。
特に転勤などで、新しい環境でのスタートアップや、結婚や出産などライフスタイルの変化で車が急遽必要になった方には、非常に魅力的な車利用方法と言えるでしょう。
カーリース 1ヶ月 料金
カーリースは、車を所有することなく必要な期間だけ利用することができる便利なサービスです。
特に1ヶ月のカーリースは、短期間で車が必要な人にとって非常に有用です。
では、1ヶ月のカーリースの料金はどれくらいなのでしょうか。
次に、料金の相場とその決定要因、さらにお得に利用する方法について解説します。
料金の相場
1ヶ月のカーリース料金は、車の種類、リース会社、付加サービスによって異なります。
一般的に、月額1万円台から20万円台の範囲で料金が設定されています。
コンパクトカーは月額3万円から6万円、中型車は5万円から10万円、高級車やSUVは10万円以上となることもあります。
料金を決定する要因
車種
選ぶ車種によって料金は大きく変動します。
高級車や大型車は、コンパクトカーやエコカーに比べて料金が高くなります。
付加サービス
保険、メンテナンス、ロードサービスなどの付加サービスも料金に影響します。
これらのサービスが充実しているほど料金は高くなります。
リース会社
リース会社によっても料金は異なります。
各社のプランとサービスを比較し、最適なものを選びましょう。
お得に利用する方法
見積もりの比較
複数のリース会社から見積もりを取得し、料金とサービス内容を比較することで、お得なプランを見つけることができます。
プロモーションや割引
リース会社が実施しているプロモーションや割引を利用することで、料金を抑えることが可能です。
必要なサービスのみ選択
必要なサービスのみを選ぶことで、無駄な費用を削減することができます。
1ヶ月のカーリースは、一時的に車が必要な人にとっては非常に便利で経済的な選択肢となります。
上記のポイントを参考に、最適なカーリースプランを選んでください。
そして、1ヶ月のカーリースを通じて、あなたの悩みを解決し、快適なカーライフを実現させることができます。
初期費用0円で新車にお得に乗れる
短期カーリースで利用できる車は中古車がメインですが、年単位の長期カーリースなら、購入するときと同じように好きな新車を選べます。
初期費用や保証金も不要で、月額料金を安く抑えやすいのが特徴です。
車リース短期とマンスリーレンタカー、レンタカー、1ヶ月だけの利用ならどちらがいい?
1ヶ月などの短期間だけ車が必要な場合、短期リース、レンタカー、マンスリーレンタカーの料金を比較してみました。
〈マンスリーレンタカーと日額レンタカーの比較〉
レンタカー会社 | 1日の料金 | 1週間の料金 | 1ヵ月間の料金 | |
---|---|---|---|---|
マンスリー レンタカー | 賃貸自動車 | ― | ― | 54,780円~ |
JBレンタカー | ― | ― | 26,334円~ | |
業務レンタカー | ― | ― | 26,400円~ | |
スマイルレンタカー | ― | ― | 53,900円~ | |
バンクレンタカー | ― | ― | 35,000円~ | |
日額 レンタカー | ニッポンレンタカー | 6,050円~ | 42,350円~ | 18万7,550円~ |
トヨタレンタカー | 6,600円~ | 46,200円~ | 20万4,600円~ | |
ニコニコレンタカー ※一般料金 | 3,300円~ | 23,100円~ | 10万2,300円~ |
2023年10月の料金です。
日額レンタカーは、ウィークリー・マンスリーパックを利用しない場合の12時間利用の料金を基にした試算結果で、1ヵ月の料金は31日分としています
上の表は「マンスリーレンタカー 全国対応」の1ヵ月の料金、個人向けレンタカーの1日、1週間、1ヵ月の料金をまとめたものです。
マンスリーレンタカーの中で安い会社なら1ヵ月26,000円程度から利用でき、最も高いところでも1ヵ月54,000円程度となっています。
日額レンタカーを1週間利用した場合の料金は23,000~46,000円程度でマンスリーレンタカーとほぼ同じであり、1ヵ月利用すると10万~18万円程度と、マンスリーレンタカーよりもかなり高額になります。
1週間以上レンタカーを利用する場合は、日額レンタカーよりも、マンスリーレンタカーを選択しておくのがいいといえるでしょう。
では、次に、短期リースとマンスリーレンタカーを比較してみましょう。
両者には具体的にどのような違いも比較してみます。
短期リース | マンスリーレンタカー | |
---|---|---|
契約期間 | 1ヶ月~ | 1ヶ月 |
1ヶ月の料金 | 15,000円程度~ | 30,000円程度~ |
その他の費用 | 任意保険料/保証金 | 保険料(任意) |
使える車 | 中古車がメイン | |
利用制限 | 走行距離制限あり、喫煙やペット不可など会社による | |
ナンバー | 一般的なナンバー | 「わ」や「れ」になる |
必要な手続き | 審査・車庫証明の取得 | 予約 |
料金の安さや使い勝手を優先するなら短期カーリース
上の表からもわかるように、1ヶ月の料金だけを見比べると、短期カーリースのほうがかなり安くなっています。
ただし、短期カーリースの場合、初期費用や保証金が必要になる会社もあります。
そのため、実質マンスリーレンタカーよりも割高になることも。
初期費用や保証金の額はカーリース各社で異なるため、この点も踏まえたトータルの金額で比較することが大切です。
また、ナンバープレートにも違いがあり、マンスリーレンタカーでは貸渡用車両であることを示す「わ」や「れ」ナンバーなのに対して、短期カーリースでは通常ナンバーが使用されます。
利用期間が1ヶ月以上になる可能性がある場合は、短期カーリースのほうがおすすめです。
マンスリーレンタカーでは延長の手続きの際、次の予約が入っていると乗換えをしなければなりませんが、短期カーリースでは契約が自動延長になるところもあるので、手間がかかりません。
煩雑な手続きを避けたいならマンスリーレンタカー
マンスリーレンタカーは、基本的に予約をするだけで利用できますが、短期カーリースは1ヶ月だけの利用であっても車庫証明を用意しなければなりません。
また、短期カーリースでは与信審査が必要になることもあるので、利用開始時の手続きを簡単にしたいならマンスリーレンタカーのほうがおすすめといえます。
ただし、短期カーリースでもクレジットカード払いを選んだ場合などは、審査が不要になることもあるので、事前に確認するといいでしょう。
1ヶ月から利用できる短期カーリースの上手な選び方
同じ短期カーリースでも、会社によって料金設定やサービス内容は異なります。
そのため、自身にピッタリの短期カーリースを選ぶためには、あらかじめチェックポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、短期カーリースの上手な選び方について解説します。
費用を比べて選ぶ
短期カーリースを選ぶ際は、月額料金だけでなく、料金の内訳も確認することが重要です。
月額料金が安くても、最低限の費用項目しか含まれていない場合は、自己負担額が増えてかえって割高になる場合もあります。
また、契約時に初期費用がかかる短期カーリースもあるので、総額でいくらになるのかを、事前に必ずシミュレーションした上で比較するようにしましょう。
そのほか、走行距離制限がある場合は超過料金がいくらかかるのか、中途解約が可能なリース会社なら解約金は必要なのかなど、費用について細かく確認しておくことが大切です。
利用したい条件に合わせて選ぶ
短期カーリースでは、契約をしてから納車までに数日から1~2週間程度かかるのが一般的です。
契約書類の準備や納車前の点検に時間がかかると、車が必要な日に納車が間に合わない可能性もあるため、納車期間は事前に確認しておくようにしましょう。
また、中には審査に通るか不安という方もいるかもしれません。そのような場合には審査不要の短期カーリースを検討するといいでしょう。
利用シーンに合わせて選ぶ
短期カーリースを利用する際は、車の用途を踏まえて、どのような車種が最適なのかを考えておくようにしましょう。
仕事で使うのか、プライベートで使うのか、家族で使うのかなどによって、選ぶべき車種は変わってきます。
その上で、希望の車種を取り扱っている短期カーリースを選ぶと、失敗がないでしょう。
また、購入を検討している車の試し乗りが目的の場合は、その車種の取扱いがある短期カーリースを探す必要があります。
目当ての車種がなければ意味がないので、事前のチェックを怠らないようにしましょう。
1ヶ月などの短期でカーリースを利用するメリット
短期カーリースは、急に車が必要になった場合でも購入時のように大きな資金を用意する必要なく車に乗り始められるため、短期的に車が必要な方からの需要が高く、近年利用者は増加傾向です。
そのほかにも、短期カーリースには以下のようなメリットがあります。
1ヶ月単位で車に乗れることも多く都合に合わせやすい
一般的なカーリースは、選べる契約期間が3年、5年、7年など限定的です。
一方、短期カーリースは最短1ヶ月から利用できるので、出張や一時的な里帰りで急遽車が必要になった場合でも、手軽に活用することができます。
また、1ヶ月単位で契約期間を延長できる短期カーリースも多く、想定していたよりも車が必要な期間が延びた場合でも安心です。
一般的なカーリースでは、このように月単位での契約や延長はできないので、この点は短期カーリースの大きなメリットといえるでしょう。
費用が一定なので安心
短期的に車が必要になった場合の選択肢には、短期カーリース以外にレンタカーやカーシェアリングなどがあります。
しかし、これらのサービスは利用する度に料金が発生することから、割高になってしまうことも少なくありません。
その点、短期カーリースは月々の利用料金が決められており、車に乗る頻度や時間が増えたとしても支払額は一定です。
そのため、想定外の出費に頭を悩ますことなく、安心して車を利用できます。
長期契約に比べて中途解約のリスクが低い
カーリースは原則、中途解約は認められておらず、契約途中で解約することになった場合は高額な解約金や違約金が発生するのが一般的です。
長期契約の場合は、ライフスタイルの変更などで中途解約のリスクはどうしても高くなってしまうでしょう。
しかし、短期カーリースの場合は、必要最低限の期間で契約可能です。
短い期間であれば、急にライフスタイルが変わる可能性も低いため、中途解約のリスクを下げられます。
気軽にいろいろな車を試せる
短期間でいろいろな車に乗り換えられる点も、短期カーリースのメリットです。
そのため、決まった期間だけ車が必要な場合だけでなく、さまざまな車を試したいといった場合も、有効活用できるでしょう。
購入する場合は、乗り換える度に大きな出費が発生するため、短期間で複数台の車に乗り換えることは現実的ではありません。
しかし、短期カーリースであれば、少ない負担で好きな車に好きなだけ乗り換えることも可能になります。
マイカーのように車を使える
短期カーリースは、レンタカーやカーシェアリングのように利用する都度、車を借りたり返却したりする必要がありません。
さまざまな制約に縛られることなく、マイカーのように自由に車を使える点もメリットです。
契約期間中は、自宅のガレージや月極駐車場で自分専用の車として管理できるため、仕事の荷物を積みっぱなしにしていても何ら問題はありません。
納期が早い傾向がある
おもに新車を提供する長期カーリースでは、納車までに1~2ヶ月程度の時間がかかってしまうのが一般的です。
一方で、中古車をメインに提供するカーリースは、すでに在庫の車があるため、納車期間が早いのが特徴です。
急に車が必要になり急いでいる場合も、短期カーリースなら間に合う可能性が高いでしょう。
1ヶ月などの短期カーリースを利用する手順短期カーリースは、1ヶ月程度車が必要な方にピッタリのサービスです。
ただし、車に乗り始めるにはいくつかのステップを踏む必要があるため、スムーズに利用を開始できるよう、ここで短期カーリースの利用手順を確認しておきましょう。
車を選ぶ
まずリース会社のウェブサイトを見て、乗りたい車を選ぶところから始めましょう。
取扱車種の多いリース会社では、車両のタイプや排気量、メーカーなどから検索して探すこともできます。
写真や年式などの情報もあるので、希望の車を見つけやすいでしょう。
なお、車選びの段階では、基本的に店舗に出向く必要はありません。
申し込む
乗りたい車があったら、メールや電話で問い合わせましょう。
短期でリースを希望する車種や契約期間などを伝えると、正式な見積もりが提示されます。
また、細かな希望もこの段階で伝えれば、最適なプランを提案してもらうこともできるでしょう。
見積内容に納得ができたら申込みの手続きに入り、住民票や車庫証明などの必要書類をリース会社宛に郵送します。
自動車保険(任意保険)に加入する際には、申込先のカーリース会社で手続きが可能な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
納車される
納車前の点検や整備が終わると、いよいよ納車されます。
多くの場合、車の引き渡しは契約をした店舗になりますが、希望に応じて自宅などの指定場所へ車を運送してくれるカーリース会社もあります。
ただし、費用が発生するケースもありますのであらかじめ確認しておきましょう。
車を利用した後、返却する
契約期間満了時に、車を返却します。納車の際と同じように、希望に応じて指定場所への引取りサービスを行っているカーリース会社もあるので問い合わせてみるといいでしょう。
引き続き車を利用する場合には契約の更新をすることになりますが、カーリース会社によっては契約時に利用期間を定めずに、ひと月ごとに自動更新になるところもあります。
その場合、利用を終了する際には返却の連絡をする必要があるので、終了の何日前までに連絡しなくてはならないのかなど、事前に確認しておくことが大切です。
1ヶ月から利用できる短期カーリースの注意点
短期リースは限られた期間だけ車に乗りたいときに便利なサービスですが、利用の前に以下のようなポイントを理解しておきましょう。
保証金が必要になる場合が多い
短期カーリースでは、初期費用の一部として保証金を求められるのが一般的です。
保証金の目安は5万円前後で、月額料金とは別に必要になります。
保証金はおもに原状回復費用にあてられ、契約満了時に精算されます。
原状回復費用が保証金の額を下回った場合、差額は利用者に返金されます。
なお、長期のカーリースでは保証金などの初期費用は必要ありません。
修理費用のリスクがある
カーリースの車を事故などで傷付けてしまった場合、修理費用は利用者の負担となります。
そのため、たとえ1ヶ月程度の短期利用であっても自動車保険(任意保険)に加入したほうが安心です。
なお、短期カーリースの返却時の原状回復費用については保証金でまかなわれるケースが多く、不足した場合のみ追加で費用が発生します。
残価精算の可能性がある
カーリースは、車が返却された際の想定市場価値(残価)を契約時に決めて料金を設定します。
カーリース会社によっては、返却された際の車の実際の価値と当初設定した残価に差があった場合、利用者に差額の負担を求めることがあります。
これを残価精算といい、短期カーリースでは残価精算を行う契約方式を採用しているケースが多い傾向があります。
そのため、車の状態によっては返却時に支払いが発生する可能性があることを考慮しておきましょう。
しかしこのリスクは、契約満了時の残価精算がない「クローズドエンド方式」を採用しているカーリースを選べば回避できます。
思わぬ出費を避けるためにも、利用前に契約方式もしっかり確認しておきましょう。
中古車しか選択できないことが多い
短期カーリースで利用できる車は中古車になるのが一般的です。
十分に整備点検がされた車が提供されるので必要以上に不安を感じることはありませんが、中古車に抵抗があるという方にとってはデメリットといえるかもしれません。
また、中古車なので選べる車種は在庫にあるものに限られる上、在庫の状況によっては年式の新しいものがなく、最新の安全性能などが搭載されていないこともあるので注意しましょう。
短期利用を繰り返す、または半年以上利用するなら割高になることも
一度の利用が1ヶ月程度でも、数ヶ月おきに借りなおす必要があったり、必要な期間がわからず延長を繰り返したりしていると、手間も費用もかさんでしまいます。
短期利用が複数回想定される方や、半年以上の利用でその後も車が必要になる可能性がある方は、長期カーリースも検討してみましょう。
一般的に、カーリースの月額料金は契約期間が長くなるほど安くなります。
長期カーリースの中には1年単位で利用できるサービスもあるので、短期カーリースやマンスリーレンタカーを繰り返し利用するよりも月々の負担を抑えられる可能性があります。
なお、短期カーリースで利用できるのはおもに中古車ですが、長期カーリースであれば新車が用意され、グレードやオプション、ボディカラーなども購入時と同じように自由に選べます。
また、保証金は不要で、初期費用も0円で利用できるため、初月の支出も減らせるでしょう。
初期費用の負担なく利用したい
短期のカーリースでは、契約時に月額料金とは別に初期費用が必要な場合もあり、大きな負担となる可能性があります。
一方、長期のカーリースなら初期費用が不要で、月額料金だけで乗り始めることが可能です。
そのため、車を利用したい月数によっては結果的にお得になる可能性があります。
中古車に抵抗がある
短期カーリースで提供される車はおもに中古車となるため、点検や整備、清掃などがきちんと行われたものであっても、気になる方はいるでしょう。
さらに車のラインナップも在庫によることから、選択肢が限られます。
カーリース会社の取扱状況によっては、最新の装備や機能が搭載されていない可能性もあります。
その点長期カーリースなら、マイカー購入時と変わらない豊富な選択肢の中から、乗りたい新車を選べるので、自分の好みや用途に合った1台を用意できます。
車が必要な期間が延びる可能性がある
長期のカーリースというと最短でも3年の契約は必要かと思われがちですが、1年から1年単位で契約可能なカーリースもあります。
数ヶ月間の利用が見込まれる上、車が必要な期間が延びる可能性もあるようなら、長期カーリースで1年程度の契約をして新車に乗ったほうが、多くのメリットを享受できるでしょう。
1年以上の利用なら新車が選べるカーリースがおすすめ
もし車が必要になる期間が延びる可能性があるなら、契約期間を1年にして新車のカーリースを検討してもいいでしょう。
最短1年から利用できるうえ、短期カーリースのデメリットを抑えた魅力的なサービスが充実しています。
好きな車種の新車にずっと定額で乗れる
短期のカーリースで提供されるリース車両は中古車になりますが、定額カルモくんでは、国産メーカー全車種・全グレードから自身が選んだ車の新車に乗れます。
車種やグレードはもちろん、ボディカラーや安全性能などのオプションも自由に追加した現行モデルが自分専用に用意されるため、短期の利用でも購入する場合と変わらないカーライフを実現できます。
新車は中古車に比べて高いイメージがありますが、契約期間が短いと残価が高くなりやすく、車両価格を抑えることができます。さらに定額カルモくんでは乗り始めに必要な諸費用も月額料金内に含まれており、初期費用不要での利用が可能です。
契約は残価精算のないクローズドエンド方式なので、契約満了時に差額を請求される心配もありません。
短期契約するなら?おすすめ短期カーリース会社
車を所有するのではなく、中長期間「借りる」のがカーリース。
契約期間の終了後は、車を返却することが前提です。
短期カーリースは基本的に税金・保険料・整備費用などが含まれた月額料金での支払い。
また、短期リースは「中古車」が基本となります。
中古車なので、車両による差が非常に大きくなります。
安い短期リース料金の車は、それだけ車両価格の安い車になります。
MINT車のサブスク
最短1か月契約~
MINT車のサブスクリプションサービスは、新車・中古車をリーズナブルな価格で利用できる点が魅力的です。
以下にその特徴とおすすめな点を要約します。
2つのプラン
MINTでは、利用者のニーズに応じて選べる2つのプランがあります。
MINT新車3年プランでは、月額18,700円から新車・未使用車を利用でき、ボーナスなし、残価精算なしの完全定額制が特徴です。
また、MINTマンスリープランでは、月額49,800円から最短1ヶ月の利用が可能で、いつでも解約ができる点が特徴となっています。
費用の透明性
MINTのサブスクは月額料金以外は一切不要で、完全定額制を採用しています。
これにより、利用者は予想外の費用を気にせず、安心して車を利用することができます。
おすすめな人
MINTは、初めて車を所有する人、単身赴任先で車が欲しい人、すぐに車に乗りたい人、ちょい乗りの人におすすめです。
また、月々の費用を抑えて新車に乗りたい、特にサラリーマンに向けたサービスとされています。
これらの特徴とおすすめポイントから、MINT車のサブスクは費用の透明性とシンプルなプラン設計により、多くの利用者にとって利便性の高いサービスと言えます。
初めて車を利用する人や単身赴任先で車が欲しい人など、様々なニーズに応えるプラン提供が可能で、利用者のライフスタイルに合わせた車の利用を実現しています。
ポチモ 〜出光と中古車大手が連携した中古車のサブスク
最短2年契約~
出光が日本最大級の中古車流通量を誇るオートサーバーと連携し、高品質な中古車のみをリースするサブスクサービス。
マイメンテプランに加入しておけば、全国のapollostationや出光SSなどで定期点検や消耗品の交換などを無料で行うことができます。
リース料金は頭金ゼロ、月々定額のサブスクタイプ。
2〜8年の契約期間満了後は車をもらうことができる。納車前に車検を実施するので、契約後2年間は車検不要。
また、契約期間中は出光系のSSでのガソリンが1Lあたり7円引き(50L/月まで)となるなど、安心・お得に中古車に乗りたいという方におすすめです。
月額料金 | 44,770円(税込)~ スズキ アルト 2年契約の場合の一例 |
---|---|
基本のリース料金に含まれるもの | 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、自宅納車 |
リース契約期間 | 2、4、6、8年 |
走行距離上限 | なし |
取り扱い車種 | 国内メーカー |
契約満了時の扱い | 車がもらえる(返却も可) |
\安心して中古車乗るならココ!審査から契約までポチッと簡単/
ニコノリ中古車カーリース~1年契約OK!安心保証付き
車検、税金がコミコミの「ニコノリ中古車カーリース」。
頭金はもちろん0円です。
リース期間は1~7年。
月額料金は5,500円~。
契約満了時に車がもらえます。
中古車のプロが選んだ車両をメンテナンス後に提供しているため、中古車選びに自信がない人も安心です。
また、全車種に1年間の中古車保証が付いており、保証範囲内であれば修理回数は無制限、最大406カ所の部位まで無償で保証してくれます。
また、同社は最短1ヵ月から月額29,000円~(中古の軽自動車の場合)で利用できる超短期のサブスクサービス「ニコリース」も展開。
新車の納車を待っている数カ月だけ車が必要……などという時にはこちらも便利だ。
月額料金 | 5,500円(税込)~ ダイハツ ムーヴ 7年契約の場合の最安値 |
---|---|
基本のリース料金に含まれるもの | 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、車検基本料、自宅納車 |
リース契約期間 | 1年~7年までの1年単位 |
走行距離上限 | 利用状況に合わせて設定 |
取り扱い車種 | 国内メーカー |
契約満了時の扱い | 残価設定なしでリースカーをもらえる |
まとめ
いかがでしょうか。短期カーリースの利点と3社の比較についてご紹介しました。
短期カーリースは、1ヶ月20,000円台から利用可能で、中古車が主です。
3社「ニコリース」「MINT車のサブスク」「リボーン・カーリース」は異なる料金やサービスを提供し、対応エリアや車種、初期費用、保証金などが異なります。
月額料金は16,500円からで、契約から納車までの期間は最短5日となっています。