キントは契約満了後に車の買取りすることはできるののでしょうか?
結論から言えば、KONTO契約満了後に買取りはできません。
KINTOでは、月額をもっと抑えたいと言うユーザーの要望に応え、5年契約、7年契約が追加となりました。
月額料金は安いほうがいいと考えている方に、7年契約のリースは今とても人気となっています。
7年くらい乗ると愛着が湧いて買取したくなることがあります。
しかし、クルマの維持費を考えると、7年や9年くらいで不安定な出費が多くなります。
7年後に新しい車に乗り換えるほうが、コスト的には安上がりになります。
トヨタKINTO(キント)は契約終了後(3年・5年・7年後)はクルマを返却
トヨタKINTO(キント)は、契約終了時にクルマを返却しなければいけません。
一般的な車リースだと、「買い取り」や「クルマをもらう」などそれまでリース車として乗っていたクルマを自分のものにできます。
しかし、KINTOは不可です。
KINTOの契約期間は3年・5年・7年から選ぶことができますが、いずれもクルマは最終的に返すことになります。
KINTO(キント)が向く人、向かない人
KINTO(キント)が向く人、向かない人
KINTOの特徴であるトヨタの最新車種を数年単位で「利用」するという概念が向く人、向かない人がいますので注意が必要です。
KINTOが向かない人
最終的にはトヨタへ返却しなければいけませんので、クルマ好きにはおすすめできません。
また、車を所有することにこだわりがある人には向きません。
カスタマイズしたい人もおすすめできません。
KINTOが向く人
車は利用するだけで十分と考える方には非常に向いています。
定期的に新車に乗り換えたい人もおすすめです。
【新登場】のりかえGOとは
そして「利用」するうえでさらに魅力的な新たなサービス「のりかえGO」が登場しました。
「のりかえGO」は、ライフスタイルに合わせて最適なクルマに乗れるよう、割安な手数料で別プランに乗り換えができるKINTO ONE(トヨタ車)のサービスです。
3年プランは契約から1年半後、5年/7年プランは3年後以降、お好きなタイミングで乗り換え可能です。
利用する上で違う車にしたいと思えば、手数料を支払えば車種を変更できます。
『KINTOってクルマを返却後どうなるの?』
『クルマを返すってことは残価精算があるんじゃないの?』
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、KNTOでは市場価格変動や景気変動による残価精算はありません。
残価とは、契約終了時の予想査定価格(車両下取り価格)のこと。
契約終了後にそのクルマにどれだけの価値があるのか車種や走行距離に応じて設定します。
たとえば、200万円の新車が5年後50万円で中古車として売れると予想した場合、残価を50万円に設定し残りの150万円を支払っていくことで200万円の新車に乗ることができます。
ただし、契約終了後に車を返却し、契約時に設定した残価を実際の車両売却額が下回った場合は差額を別途支払わなければいけません。※これを「残価精算」といいます。
中古車市場で価格変動によって車の価値が残価より下がり、実際の売却価格が安くなってしまうこともあります。
ですが、このようなケース(中古車市場で価格変動)で残価精算するのは「オープンエンド方式」で契約した場合のみです。
「クローズドエンド方式」で契約した場合は、残価精算はありません。
KINTOはクローズドエンド方式の契約になりますので、中古車市場で価格変動が起きても残価精算を請求されることはありません。
KINTO(キント)契約終了後の精算金(クルマの原状回復費用)について
上述したとおり、KINTOでは残価精算はありません。
ただし、クルマを返却した際、以下に該当する場合は精算金(クルマの原状回復費用)を請求されるので注意してください。
1.クルマの状態による精算 | 査定時にクルマにキズや凹みなどがある。 |
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2.走行距離超過による精算 | 基準走行距離(月間1,500kmまで)を超えた。 |
※原状回復とは…借りたクルマを本来あるべき状態に戻して返却する義務のこと。
クルマを使用中に傷つけてしまった箇所や汚してしまった箇所を修復し、借りる前の状態に戻すことを言います。
費用の支払いは、請求書発行日から30日以内に支払います。
請求書イメージ 引用元:KINTO
1.クルマの状態による精算
返却車両の状態によっては費用が請求されます。具体的には、修理やクリーニングが必要な場合、車両価値を低下させる場合などです。
クルマはどんなに丁寧に扱っても多少のキズや汚れはつきものです。何でもかんでも費用請求されるわけではなく、通常使用の範囲を超える損傷等があった場合は規定に基づいで減点評価をし、かかる費用が請求されます。
クルマの状態による精算が発生する事例
KINTO公式HPにて減点評価の一例を記載があります。
40㎝以内くらいの傷で3万から4万くらい、ガラスに1㎝程度の傷で5万円くらい請求されることになります。
レクサスは倍の費用がかかります。
引用元:KINTO
精算額は、一般財団法人日本自動車査定協会基準またはその他公正な方法による査定結果に基づき、トヨタ車は1点1,100円、レクサス車は1点2,200円となります。
ただし、査定減点数は車種と車齢によって異なります。詳細は「査定減点精算に関するガイドライン」にて確認してください。
査定減点が発生しない事例
以下の場合は基本的に減点評価は付きませんので、請求は発生しません。
1㎝程度の傷なら減点にならないので安心してください。
引用元:KINTO
2.走行距離超過による精算
走行距離が「1,500km/月×契約月数」を超過した場合、超過1kmあたり11円(トヨタ車)または22円(レクサス車)で計算して精算が必要になります。
たとえば、3年契約なら1,500/月×36ヶ月=54,000kmなので、
契約終了時の返却車両の走行距離が54,000km以下なら精算はありません。
逆に、走行距離が55,000kmなどオーバーしている場合は、オーバーした1,000kmに対して超過精算が発生します。
この場合は11,000円精算する必要があります。レクサスは倍の費用がかかります。
トヨタKINTO(キント)は契約終了後に買取できない
KINTOは契約終了後にクルマを買取できません。
必ず車両を返却しなければいけないので、最終的にクルマを自分のものにすることはできないのです。
完全なサブスクリプションサービスなので、所有にこだわる方には不向きなサービスです。
最先端の機能や安全を備えた最新モデルの新車に乗り続けられるのがKINTOの魅力です。
車は購入しても、10年も乗ればかなり古い印象になります。
愛着のある車も維持するには費用がかかり、負担も大きくなります。
KINTO利用で生活が豊かに!あなたのカーライフをアップグレード
KINTOの利用は、自動車の所有と利用における新しい選択肢を提供し、それにより生活が豊かになります。
最後に、KINTO利用による生活の豊かさを解説します。
最新モデルの利用
KINTOは最新のトヨタ車モデルを利用できるプログラムであり、常に新しい車に乗ることができます。
これにより、最新の安全技術や環境性能を享受でき、快適で安全なドライブ体験を得られます。
固定月額での利用
KINTOは固定の月額料金で車を利用できるため、予算管理がしやすくなります。
突発的な出費が少なく、安定した金額で車を利用できるため、経済的安心感が得られます。
メンテナンスのサポート
KINTOにはメンテナンスサポートが含まれており、車のメンテナンスや修理に関する心配を減らすことができます。
これにより、車のトラブルに対する安心感が得られます。
車のアップグレード
KINTOの契約更新時には新しい車に変更できるため、定期的に車をアップグレードできます。
これにより、いつでも最新の車に乗る喜びを感じることができます。
自動車税の節約
KINTOの料金には自動車税が含まれている場合があり、これにより年間の自動車税の負担を減らすことができます。
これらの利点を通じて、KINTOを利用することで生活が豊かになり、新しい車を手間なく利用できるようになります。
また、経済的安心感や車のメンテナンスサポートにより、毎日のカーライフがさらに快適になります。
KINTOで契約した車は買取できる?まとめ
KINTOで契約した車は買取できません。
継続して新しい車に乗り換えることを前提としているプランになります。
現在所有している車を売却して乗り換える方は、解約金フリープラン。
まとまったお金がないけど、新車が欲しい人は初期費用フリープランがおすすめです。